板鍋山 Mt.Itanabe 
     
鷹ノ巣山から下山、予定の入っている15:00まではまだ時間的余裕があるので、山頂直下まで自動車で行ける板鍋山に寄ることにした。

鷹ノ巣山山頂は登山者が多く、展望台も団体に占領されていたので、こちらで心行くまで展望を味わおうと思った(その目論見は大きく崩れるのだが、それは後述)訳だ。

今からの時期の朝、この山に登れば霧の海に浮かぶ山々を見ることができる(と言いつつ私はまだ見たことが無い・・・)。
 
  頂上岩三角点と大土山 
山頂で数名の中高年男女が昼食中であった。
登山をするような感じには見えないので、どちらかというと「景色のいい所でご飯が食べたい」というタイプだろう。
その気持ちは良くわかる。板鍋山はそういう人たちにはうってつけの山である。
 
 
さっきまでいた鷹ノ巣山(左)とカンノ木山(右)    東広島市・豊栄の町並み 
     
 
金明山   段原山 
     
  霊峰・天神嶽。マツタケシーズンが過ぎれば行きたい 
10分程度、私一人展望台に立ち展望を独り占めしていたのだが、突如として異変が訪れた。

幼児の団体が登ってきたのである。
誰でも頂上に来れる山だけに、こういうこともあり得るのだ。展望台に来る子供の数は次々と増えていき、またたく間に50人以上と思われる人数になった。
広島市内のスイミングスクール御一行様のようであった。

見ていると、引率の保護者たちは展望に感動している反面、子供たちの関心は展望を楽しむことより、「ヤッホー」「ヤッホー」と連呼することにあったようだ。
子供たちに大人と同じ感性で「この景色に感動しろ」という方が無理なので、仕方あるまい。

昔の童心を少しばかり思い出したような気もしたが、潮時と判断して山を下りた。
 
     
     
 
inserted by FC2 system