船通山 Mt.Sentsusan
私も山歩きをしようと決意し石鎚山に登ってから1ヶ月が経過した。楽チン登山を別にすると1ヶ月で3つの山に登っている。足腰は別段キツいとは思わないのだが、有酸素運動が不足しているのは明らかでゼエゼエ喘ぎながら登っている。体力作り(楽しみながら)も兼ね、間隔をあまり空けないでどんどん山に登るつもりである。
というわけで今回選んだのは船通山である。島根県と鳥取県の県境にある山で、斐伊川の源流にもなっている山である。
中腹にある鳥上滝が見たいので、迷わず島根県側から鳥上コースで登ることに決定。
7:50 出発。
中国自動車道を庄原ICまで走り、国道183号線を米子方面へ。鳥取県境近くまで北上し、今度は314号線に入りJR木次線と平行して島根県境を目指す。
9:20 広島・島根県境通過。
 三井野原 標高727m
木次線・三井野原駅はJR西日本で最も海抜標高の高い駅である。次の出雲坂根駅は標高565mなので一気に160m以上下ることになる。JRは三段式スイッチバックで下るのだが、国道314号線は日本最大規模の二重式ループ「奥出雲おろちループ」で急勾配を下る。
 
このとぐろを巻くようなループ橋を八岐大蛇になぞらえたネーミングであろう。ループを過ぎるとすぐに出雲坂根駅がある。
 
 スイッチバック。後方、おろちループ・三井野大橋
 列車は向こうから来て、また向こうに行く
出雲坂根駅には「延命水」と呼ばれる湧き水が湧いており、自由に汲み取ることができる。
 多くの人が水を汲んでいる
私もペットボトルに延命水をゲット。奥出雲の正真正銘のミネラルウォーター。素晴らしい。

道草もほどほどに船通山に向け再び出発。横田から314号線と別れ右折、山あいに分け入っていく。
10:30 鳥上コース登山口に到着。
10:35 登山開始。
船通山は古くは鳥髪の峯と呼ばれ、出雲神話では素盞鳴尊(スサノオノミコト)が高天原から降臨した地とされている。また鳥上滝は八岐大蛇(ヤマタノオロチ)が棲んでいた所とされている。
 石の階段
斐伊川最上流部の渓流の音を聞きながら苔の石段を登る。鳥上コースは渓流に沿って登っていくコースなのである。
10:55 鳥上滝到着。
 八岐大蛇のアジト

頂上に向かう
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