鷹ノ巣山 Takanosuyama カンノ木山 Kannokiyama
 鷹ノ巣山(左)カンノ木山(右)
前日の日曜日が出勤だったので、この日は月曜日であるが休みである。

広島県地方は9月に入ってから、なかなか快晴という日がない。台風14号を除けば、雨はたいして降っていないものの、どんよりとした雲の多い日が続いている。

この日も私の住む広島県中部の天気予報は「朝のうち曇り・午後から晴れ」というものだった。ところが予報に反し、朝から瀬戸内特有の雲一つない青空が広がっていた。
天気は申し分ないのだが、夕方家の用事があるのであまり遠出はできない。ということで先週に続いて鷹ノ巣山・カンノ木山に行くことにする。この天気なら先週見れなかった素晴らしい展望が期待できそうだ。

8:30 出発。
途中、先週と同じくコンビニに寄る。今回はどうにか弁当を買う。平日なので少し違うのかも。レジの初めて見る女の子も感じが良かった。これは曜日には関係あるまい。

9:00 県央の森公園到着。
平日なので邪魔にならないと判断し、登山口のスペースに駐車。登山者は私の他は60代と思われる女性の3人グループのみ。
その昔乙女達より先に登山開始。前回は道を間違えて先に鷹ノ巣山に登ってしまったが、今回は久芳(くば)峠経由でまずカンノ木山に登る、前回とは逆の路程とする。

9:15 鞍部・久芳峠到着。
 ヒノキ林の中の十字路
久芳峠で倒木に腰掛けて一息つく。

昔乙女達の声はよく響き、まだ随分下の方にいるようだが話し声が聞こえる。これならツキノワグマが仮にいても(ここにはいないと思うが)退散だろう。
 先にカンノ木山に向かう
9:40 カンノ木山山頂到着。
朝に比べると空に雲が出ているが、山頂の岩塊からは先週とは比較にならぬほど展望が良い。期待通りだ。
 
 鷹ノ巣山。ヒノキ林とブナ林の境目が良くわかる
9:55 久芳峠に引き返す。
カンノ木山山頂を少し下った所でおばちゃん達が登ってくる。クマ対策にわざと大きな声で話をしていたようだ。カンノ木山に向かう昔乙女達と別れ下って行く。なかなかの急坂で滑りやすく、何度も転倒しそうになる。

10:15 鞍部の久芳峠に戻る。
今度は先週下った急坂を登って行かねばならない。久芳峠からすぐに急登が始まり、思わず立ち止まって見上げるような急登が数百メートル続く。雨ともなるとさらに滑りやすくなり、かなり難渋するものと思われる。

八合目を過ぎると次第に登りは緩やかになる。石鎚山に登った頃より、ほんの少し山に慣れてきたのかも知れない。この日の山歩きは全般的に快適に歩くことができた。

もう少し自信がついたら白木山に挑戦するつもりである。白木山は広島市の北東部にある山で、登山口から山頂の標高差が800mを越す、県内では厳しい山として知られている。広島市内にあるということもあり登山者も多く、ヘロヘロになって歩いていると大勢の登山者達に醜態をさらすことになりかねない。

白木山の次は中国地方最高峰・大山である。
その前に多くの山々に登って鍛えなければなるまい。
 快晴
10:45 鷹ノ巣山山頂到着。
 広島市方面。白木山も見えている筈
 中央左、板鍋山
 中央左、野呂山
朝と較べれば雲が出てきているものの、北東(樹林に遮られている)を除く、全ての方角の展望が素晴らしい。広島県を見渡す感じである。
島根県の三瓶山や琴引山、西中国山地の山々も見えている筈なのだが、残念ながら私には山が特定できない。いずれにせよ素晴らしい展望であった。

秋空の下、展望を見ながら弁当を食べ、素晴らしい景色を満喫。

11:10 下山開始。
カンノ木山との鞍部・久芳峠は通らず、先週登ってきたコースで直接下山することにする。
昔乙女達はまだ登ってくる気配がない。

先週急登にあえいだ坂を今度は下った。急坂なので少し左膝が痛くなったが、砂利道の林道に合流してからは登山口まで快適に歩いた。

11:30 登山口・自動車の所に戻る。
 
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