三瓶山 Mt.Sanbe
危うくHPの更新の仕方を忘れそうになる寸前に道後山のページをアップし、感覚が戻ったところで時計の針を1ヶ月前の8月まで進めて三瓶山の山行を更新しよう。

日時は8月18日。盆を過ぎたというのに、日本中がそれこそ猛暑の真っ只中にあった。
三瓶山・西の原
私は7月上旬頃、右手の親指と人差し指の間を5針縫う怪我をして、しばらく右手が使えない状態が続き、山や滝から遠ざかっていた。

避けて通れないのは、なぜそんな怪我をしたのかという問いなのだが、ドジと言ってしまえばそれまでなので、シークレットな機密事項とさせていただく。
あまりにも青空が美しかったのでアップで撮る
「今日は山頂から隠岐が見えるかも」などと、この時点では期待するほどの青空であった。
北の原から姫逃池コース経由で登山開始
猛暑の最中なので、「三瓶全山縦走」などという発想は露ほども抱いていない。今年の私はブランク続きなので、最高峰の男三瓶に登るだけで精一杯である。
今年は見逃したと思っていたキツネノカミソリ ピークは過ぎていたがしぶとく咲いていた
フシグロセンノウ 今回は、どうも色がオレンジに偏っているなー
ブナ林の中に入っていく
下界の猛暑をよそに樹林の中はとても涼しく、気持ちの良い登山道である。
登山道沿いにあるのは、前出のこの花ばかり・・・
2ヶ月ぶりの山歩きなので、情けないことに標高900mを過ぎた辺りから少しヘタレてくる。
これこそ「看板に偽り有り」の典型とも言える立て札
横に何者かが書き加えている通り、15分の所要時間と考えた方が妥当だろう。下山ならまだしも登りで5分というのは物理的に不可能だと思う。
上記の立て札から15分以上要した末に山頂到着
登ってくる途中から視界が悪くなってきていたのだが、山頂は全く展望の利かない状況。
「これが山の天気なのだ」と言ってしまえばそれまでなのだが、下にいた時はあんなに快晴だったのに・・・

山頂には小学生の団体がいてキャーキャーと大賑わいの様相である。標高1100mを越える山頂なのだが、それでも雲の切れ目から時折降り注ぐ日差しがジリジリと暑いので、涼しい風が吹き上げる「室の内展望所」に行く。
室の内展望所 火口の底から吹き上がる風が涼しい
シコクフウロ 男三瓶山頂には沢山咲く
コンビニ弁当を食べた後、登ってきた姫逃池コースを引き返す形で下山。
下山後の西の原
朝の抜けるような快晴は何だったんだろう???
 
inserted by FC2 system