深入山 Shinnyuzan
一旦更新を再開したら、今度はとことんアップするのが私の流儀である。

日時は8月25日。この日登ったのは地元・広島の山、深入山である。山行はしばらくサボった形になっているので1年ぶりの深入山である。
南登山口 今回も正面から登る
私が7月に怪我をしたことは既に述べさせていただいた。ひょんなこと(ドジ!)から「骨に達しているのでは?」と思えるような程の傷を負い五針縫う結果になったのだが、御陰様で9月20日現在、右手は完全に元の状態に復旧している。

怪我をする以前より手の性能が上がることを期待していたのだが、医者が言うには「元通りにしかならない」らしい。
キキョウ この時期の深入山では一際目立つ
ツリガネニンジン
ツリガネニンジンも登山口付近では結構目立つ。
カワラナデシコ やはりキキョウが一番目立つ
ツリガネニンジンをアップで
深入山は草原状の山なので、正面からの登山道は遮る物が何も無く、残暑厳しい太陽の光が容赦なく降り注ぐ。
昨年は楽々登った道が、今年はシンドイ (ー"ー )
右手から東登山道が合流する箇所で休息していると、その東登山道から女子高生らしき集団が登ってきて、私を追い抜いて先に山頂に向かっていく。

既に山頂はすぐそこで、私はその女子高生軍団の後から進んでいくが、山頂は大入り満員の様相なので、山頂手前の大岩で一旦ランチタイムとする。
大岩から恐羅漢山(右)十方山(左)の眺め
広島県最高峰(恐羅漢山)を眺めながらコンビニ弁当を食べ、しばしの休息。
やがて女子高生軍団が下山 私より少し年長と思しき先生?二人が引率していた
私くらいの年齢では「ハードに身体を動かした当日」と「翌日」に筋肉痛に襲われるのが普通で、後は次第に回復していくものなのだが、会社の先輩達が語るには、歳をとるとハードに身体を動かした何日後かに身体が猛烈な反動に襲われるそうな。

キャーキャー喋りながら下山していく、私の半分くらいしか人生を過ごしていない女子高生達は、それ以前にまだ疲れというものを知らない年齢なのらしい。

ともあれ、山頂が静かになったので私も行動を開始し、山頂に向かう。
そして誰もいなくなった山頂
この日は暑い日ではあったが、雲の多い天候で山頂からの展望は良くなかった。
石がさらに増えた
登山者が下から運んできた石が昨年よりも随分増えて、荒れて露出していた山頂の地面を覆っていく。
コオニユリ
下山は、蛇は多いが日陰の多い「林間コース」を選択。
「林間コース」は勾配は緩やかで登り易いコースと思われるが、距離自体はかなり遠回りになる。
「林間コース」沿いに目立つのがマツムシソウ
下山はいたってスムーズ。

途中、70代くらいの女性と娘さんらしき40代くらいの女性二人組が登ってくる。よく見ると、40代くらいの女性の方がへタレていて70代に励まされている。

「逆やんか」と思いつつ、足早にその場を通り過ぎた。
木々の中を進むので、とても涼しい
距離はかなり遠回りになるが、時折目の前を蛇が横断するのにさえ気をつけていれば「林間コース」は確かに歩き易い。
ヤマジノホトトギス
この日は色々花が見れたんで、とりあえず良かった。
 
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