この日は鳥取・兵庫まではるばる出かけてきたのだが、生憎のコンディション。

雨滝を見た後は国道9号線に出て、蒲生峠を越え兵庫県に入っていく。
ほどなく、国道9号線沿いの山間にに温泉街が突如現れる。湯村温泉(兵庫県新温泉町)である。

いつものことだが、ここでちょっと寄り道をする。
春来川沿いに、温泉街のシンボル的な「夢千代像」がある。
夢千代像のモデルはもちろんこの人 春来川の河底から摂氏98°の湯が湧く
ちなみに、湯村温泉の摂氏98°という源泉温度は日本一らしい。
湯村温泉の源泉「荒湯」。
湯つぼ ここで温泉卵を作ることができる 「なかの湯つぼ」と「かみの湯つぼ」がある
付近のお土産屋で、生卵やトウモロコシなどを売っているので茹でて食べることが可能。

私は生卵を買って温泉卵を作ってから車に戻り、国道9号線をさらに進み猿尾滝に向かう。

猿尾滝に行く
雨が激しく降り出したので、猿尾滝を撤収した私は餘部鉄橋に向かった。

ついに架け替え工事が始まったとのことなので、最後に一目見ておきたかったのである。
デジカメ時刻 15:41 餘部鉄橋到着
この時には既に雨は降っていない
この日は、私が滝を見ている時を狙っている(被害妄想・・・)かのように雨が降ってきたような気がする。
余部の海岸 「いかにも日本海」みたいな情景
 冬の山陰の雰囲気を・・・
映画のオープニングみたいな雰囲気の写真はなかなか撮れないですね。

この際なんで、餘部の駅に行ってみることにする。ここには何回か来ている私なのだが、駅に行って間近で鉄橋を見る機会はこれまで無かったからだ。
デジカメ時刻 15:51
山陰本線・餘部駅
ちなみに餘部駅には、徒歩以外の方法では行くことが出来ない。とてもじゃないが車両が通れるような御大層な道ではないからだ。
ホームから鉄橋を見る 鉄橋の傍まで行ってみる
こうなったら列車が通過する瞬間も見ておきたいので、少ない便数ではあるが列車の到着まで10数分ほど待つことにする。
  説明看板
駅のホームから少し山道を登ると、鉄橋を見下ろす展望所がある。
ここには列車の時刻表が書かれた立札があり、私同様に列車の到着を待つ人々が数人既にいた。
展望所からの餘部鉄橋
待つこと20分あまり、やっと鳥取方面から来た列車が到着。人の乗り降りは全く無いまま香住方面に向かって餘部駅を発車。
 
     
もうじき、新しくコンクリートの橋に架け替えられるそうです。   
     
  デジカメ時刻 16:08
おそらく見納めでしょうね
いずれは架け替えなければならない時が来るのは仕方のないことだが、やはり寂しいものですね。

車に戻ると、国道178号線を西に向かって走る。
浜坂経由で県境を越え、駟馳山(しちやま)峠手前から国道9号線に戻り鳥取砂丘へ。
こんな天気では鳥取砂丘も人はまばら。
4月も近いというのに、今回アップ分の写真だけ見てると完全に冬の情景だなあ・・・

天気が悪くて流石の百選滝もイマイチ冴えなかったけど、餘部鉄橋を無くなる前に見れたのは良かった。 
     
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