この日は出張で山口県下をぐるっと回る仕事だった。
会社を出てまず萩に向かい、それから長門と真面目に業務をこなしていく。

長門から国道191号線を下関に向かって走る。この辺り、仕事で来ているのが悔しいほど寄り道したい場所が多い所。しかし
「私は真面目な男(・_・)......なので、寄り道などせず次の場所に移動。 
  角島大橋
角島と本土を結んでいるが、場所的には本州の西のはずれである
断っておくが道草ではなく、ただ単に移動中の車中で飲み過ぎた缶コーヒーの所為で激しい尿意を催したに過ぎない「(゚〜゚o)。決して観光気分で角島にいる訳ではないのだ。
なぜなら
「私は真面目な男」だからです(・_・)......

さて、
トイレ休憩の後は国道191号をひたすら進んで下関に行く。
「長門から下関に行くのに国道191号線では遠回りちゃうんか?」などというツッコミは、この際あえて無視します。なぜなら私は他県者なんで、山口県の道路に疎いんです(  ̄3 ̄)〜♪

下関での業務を終えると、この日は下関泊まりなので壇ノ浦付近を散策する。既にこの日の業務は終了している点を強調しておく。
 
  関門橋
対岸に見えるのは北九州市の門司市街
関門トンネルの「本州側人道口」付近に、壇ノ浦古戦場の史跡がある。
 壇ノ浦
1185年(文治元年)3月24日、ここで源平最後の海上決戦が行われ、敗れた平家は滅亡する。 

この銅像は(私が知る限り)以前は無かった筈だが、NHKの大河ドラマ「義経」が放映された頃に作られた(と思う)。
 
源義経像   平知盛像 
     
義経は「八艘飛び」のシーン、知盛は「負け戦を悟り錨を担いで入水」するシーンを描写している。 
  ここには「長州砲」のレプリカもある
しばしば歴史の舞台となった場所である。 

翌30日は、下関〜宇部〜山口〜周南〜柳井と回って真面目に働く。

柳井で予定の業務は全て終了したので、後は広島に向かって帰るのみ。しかしながら時間的にまだ明るいので、行きがけの駄賃に周防大島に渡って、車で頂上まで行ける飯の山の展望台に行く。
   
大島大橋と大畠瀬戸    笠佐島と夕日
     
  周防大島の眺め 
柳井から周防大島付近の車窓から見える瀬戸内海の景色は素晴らしいものがある。 

上写真がどうも気になったので、カシミールで確認。
 
「文殊山」という、周防大島中央部にある標高663mの山でした。
物理的には左手に四国の高縄山も見えるようだが「ごく稀に」というレベルの話だと思います。

岩国インターに向かって国道2号線を進み、錦帯橋(きんたいきょう)付近でもまだ明るかったので当然寄り道。
 
 錦帯橋
岩国市の錦川に延宝元年(1673年)に架橋された木造の5連アーチ橋で、中国地方では桜の名所としても知られている。

ここで日没。後はおとなしく広島に向かって帰途に就く。
仕事の合間の僅かな時間で回ってもいろんな名所がある山口県。他にも秋吉台や北長門海岸、萩など名所が沢山あり、走っていて楽しい所です。
     
    
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