浮浪の滝 Furou WaterFalls
早いもので2005年も大晦日である。
私の正月休みは3日しかなく、有意義に休みを使いたいので出かけることにする。

実は私は秋頃、出雲の鰐淵寺に紅葉を見に行こうと考えていたのだが、結局実現しなかった。
ところが先日、島根の滝花さんが鰐淵寺の浮浪の滝に行かれ、私の掲示板に写真を提供して下さり、これに刺激された形で思い出したように鰐淵寺に行ってみたくなった。

雪の除去された(沿道にはたくさん残っている)国道54号線を北上、出雲を目指す。
県境付近から沿道に1mを越す積雪が目に付くようになり、1m以上の雪の壁に挟まれた形で54号線を北上していく。
 赤名峠・島根県側。1m以上の積雪が残る
 物凄い量の雪である
この雪の壁は数十Kmに渡って続いた。雪は見慣れた私だが、これほどの積雪は初めて見た。
 バス停が雪に埋もれている
54号線の道路上のみ雪が無い(ノーマルタイヤ通行可)という状況である。実は雪の状態次第で八重滝に行くことも考えていたが、八重滝周辺も1m以上の積雪に埋もれた状態だったので、やめておいた。

雪は北上するにつれて減っていき、斐伊川を渡る(雲南市)頃には沿道にも雪が見られなくなる。
鰐淵寺は島根半島にあるので国道54号線で宍道湖畔まで走って、さらに出雲平野を北上していく。
 
鰐淵寺は弁慶が修行したとされ、弁慶が一夜にして大山寺から運んだという鐘もあるという。
私は弁慶は架空の人物だと考えているが、伝説は伝説として尊重したいのでここでは触れないでおく。
 鰐淵寺
 遊歩道を浮浪の滝「に向かう
 昔流れていた育毛剤のCMをイメージさせる光景
 浮浪の滝全景
滝の裏に「蔵王堂」という祠が建つ。
 
 いかにも「修験道」を思わせる雰囲気である
水量は少ないが、雰囲気は独特なものがある滝である。

滝を見た後は、出雲大社へ寄り道。
 「ふりむけば日本海」
冬景色からは演歌しか頭に浮かんでこない・・・
 出雲大社
1日早いので初詣にはならんが、神様(大国主命)に御挨拶。
 昔話に出てくる因幡の白兎
 神楽殿の大注連縄
明日は初詣客でごった返す(50万人以上。中国地方最多)ことでしょう。
次は雲見の滝
 
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