常清滝 Josei WaterFalls
常清滝はわが広島県で唯一、日本の滝百選に選ばれている滝である。

中世代白亜紀の中期に噴出した流紋岩の断崖にかかり、落差は126mにもおよぶ。瀑水は三段に分かれ、上が荒波(36m)中が白糸(69m)下が玉水(21m)と名付けられている。

実はこの日、私は山に行く(鷹ノ巣山・カンノ木山)予定でいた。が、朝からどんよりとした空模様。天気予報も登山には芳しい予報をしてくれない。雨の中山中を歩く羽目になるのも嫌だし、山頂からの展望も期待出来そうにない。というわけで熟考の末、山が駄目なら川に行くことにする。

まず私が子供の頃からよく知っている常清滝に向かうことにした。
安芸高田市方面から国道433号線を走り、式敷大橋で江の川を渡って酷道375号線に入り左折。
江の川沿いに酷道375号線を北上すると、やがて道路は酷道から2車線の国道に復旧する。
江の川カヌー公園さくぎを過ぎ、少し行った所に川の駅「常清」なるものがあり、案内に従い右折。市役所出張所を過ぎ、駐車場に到着。

車を降り、駐車場からボロい神社まで急な坂を登り、そこから遊歩道を滝に向かう。雨は幸い止んでいる。
 滝は遊歩道を400M行った所にある
 コンクリートの歩きやすい遊歩道
 木々の間から滝が姿を現す
 
デジカメの性能と私の腕に問題があるので、おいわさんのようにはいかない・・・
 
 東屋から滝の全景。
この滝は西向きの断崖にかかっているため、天気の良い日の午前中は陰になって遠くからは見えにくい。

7月末に来た時は、少雨で水量が不足し滝が消滅した状態だった。昨年来た時は滝つぼ近くで死体が見つかり(自殺者だった)警察がてんやわんやしていた。私が常清滝に来る時は何かあることが多い。

今日は水量も豊富で満足のいく滝見だった。ちなみに冬季の凍結した常清滝も必見で、寒い中来る価値がある。暖冬が心配だが、冬になったらまた是非来てみたい。

今度は便坂トンネルを抜けて国道54号線を北上し、県境を越えて同じく日本の滝百選に選ばれている龍頭八重滝を目指す。
龍頭八重滝に向かう
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