面河渓 Omogo Kei
中学生の時親父に連れてきてもらい、石鎚山に登った。
その時、ついでみたいな感じで面河渓も散策している。その時の記憶はただ、きれいな水ときれいな景色という漠然としたものだけ・・・あとは忘却の彼方である。
あとは・・・そうそう、ペットボトルに水を汲んで帰った記憶があるかな。少年時代の心にはリポビ○ンDのCMにありそうな石鎚の鎖場の光景や、天狗岳の絶壁の方がインパクトが強いのだ。

さて、私が今回四国に渡ったのも石鎚登山が目的であった。そして残念なことに今回も、ついでみたいな感じで面河渓を訪れた。

石鎚スカイラインはこの季節、朝7:00にゲートが開いて通行可能となる。前の晩スカイラインの入口の駐車場で夜を明かした私は、朝5時頃目を覚まし、スカイライン開門を待っていたが、どうも7:00までが長い!というわけで渓谷散策に行くことにしたわけだ。
  
想思渓。かなり深い谷である。
 
石鎚山に源を発した面河川は、仁淀川となって高知の太平洋に向かう。
 五色河原
五色河原は流れがわりと緩やかで、川床の白色花崗岩が美しい。
 少年時代、ペットボトルに水を汲んだ場所
河原に立ち、少年時代の記憶が甦った。水を汲んだ場所を思い出した。あの時は子供心で、あまりにも水がきれいなので訳もなく水を持って帰りたくなったのだ。
 
五色河原の奥には亀腹岩の大岸壁がそびえている。
 
スカイラインの開門時間が迫ってきたので、今回の私の面河渓の散策はここまで。

昔こんなきれいな所に連れて来てくれた親父に改めて感謝の念を持った。近いうち必ずまた訪れようと心に決める。今度は面河渓にウエートを持たせて散策したい。

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