八重滝 Yaedaki WaterFalls
日本の滝百選には「龍頭八重滝」と二つで一つにされてしまっているが、八重滝と龍頭ヶ滝は山一つ隔てて別々にある滝である。
また、八重滝という固有の滝は存在せず、猿飛滝・滝尻滝・紅葉滝・姥滝・河鹿滝・姫滝・八塩の滝・八汐の滝を総称して八重滝と呼んでいる。

私は島根県にはよく行くのだが、実はほんの最近まで八重滝も龍頭ヶ滝も(近くをよく通るにも関わらず)知らなかった。どちらも行くのは今日が初めてである。

常清滝から一路国道54号線を北上、赤名峠を越え島根県に入る。約30分車を走らせると八重滝を示す標識がある。標識に従い右折。直後、猿飛滝が左側に現れる。

 
猿飛滝を過ぎ、少し進むと駐車場である。
 日本の滝百選の記念碑
 この水は斐伊川と合流し宍道湖に向かう。
車を降り、遊歩道を八塩の滝まで歩く。八塩の滝まで1Km以上あるようだ。
 遊歩道入口のお約束の看板。
単なる警告ではない。島根県の中国山地沿いである。間違いなく付近には生息している筈で、油断は絶対に禁物だ。
 滝尻滝(中央)このさらに上流に進んでいく。
 
滝尻滝が巨岩の間から轟音と共に落下している。
 滝尻滝の上流
 
水の音とセミの声しか聞こえない。まさにツキノワグマ出没区域の風情である。
 
 
 
小さな滝が点在している。
 さらに奥へ
空間が開け、これまでにない大きな滝が眼前に現れる。駐車場から約20分の距離である。
 八汐の滝(上段)と八塩の滝(下段)
 八重滝の中で最大の滝だ。なぜか立て札が無い。
熊対策は全くしていない(足音をわざと大きくたてるくらいか)ので長居は無用だ。

見るだけ見たら駐車場に引き返す。足早に約15分で駐車場に到着。登山に比べれば楽なもんだ。
今度は熊対策を講じて紅葉の頃に来ればいいかもしれない。また来よう。

しかし秋は行きたいところが多いな・・・

龍頭ヶ滝に向かう
inserted by FC2 system