稚児滝 Chigo WaterFalls
魚切滝を見た後、出雲市多伎の道の駅「キララ多伎」でカレーパンを買うために一路国道9号線を目指して走り、三瓶まで行ったところで、ついでに先週行った稚児滝をまた見ようと思い、大田方面に向かう。

稚児滝は小豆原埋没林公園に近い「稚児橋」の下にある滝で、稚児橋が出来るまでは簡単には見れる滝でなく、ほとんど知られていなかった滝だそうな。
稚児橋が出来てからは誰でも手軽に見ることの出来る滝となったが、それでも依然として知名度は高いとはいえない。現に私は小豆原埋没林公園に来たことがあり、稚児橋を渡ったこともあるのだが稚児滝の存在に気づかなかった。
 稚児橋の上に来れば誰でも見ることが出来る
島根県外からこの滝に2週続けて訪れたのは私が最初かも知れんナ。

落差は私の推測では20m前後だと思っている。
こうした端正な直下型の滝は広島・島根には少ないんで、私自身のこの滝への評価は高い。
 
実は滝の上に堰があるのがわずかに見えて、やや景観を損ねている。もしかすると以前は堰の所にもう一段滝があったのかも知れない。
 滝口付近。
島根県では同じ直下型の坂本大滝より滝の規模が大きいようである。
 
橋の上から簡単に全景が見えるが、川は橋のはるか下を流れているので滝壷に降りて行くのは容易ではなさそうである。
 滝壺付近の飛沫
 
3〜4000年もの間、三瓶川が三瓶山から流出した溶岩の岩盤を侵食・後退しながら稚児滝が形成されたのでしょう。
 手軽に見れる良い滝です
稚児滝を見た後、大田から9号線を海沿いに東へ進む。
途中、道の駅「キララ多伎」で美味いカレーパンをゲットし、車中でかじりながら神西湖沿いを南に走る。

まず、出雲市見々久町にある「見々久の滝」に行ってみるのだが、滝見は残念ながら失敗に終わる。

落差38mもある滝が「ほとんど知られていない幻の滝」となっているのには、何らかの理由があると考えるのが当然で、当初から「見々久の滝は簡単には見れないだろう」と予想していたので「下見に来た」と考えることにして、吐玉の滝に向かう。
吐玉の滝へ行く
 
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