断魚渓 Dangyo Kei
来た道を引き返す形で国道261号線を観音滝から赤馬滝に向かう。

断魚渓はその途中、国道261号線沿いにあるのだし、雪解け水で水量も多いだろうから寄らずばなるまい。

私が運転免許を取得する(10数年前)以前、この断魚渓付近の261号線は酷道で、大変な難所として知られていた。
断魚トンネルの開通によって261号線は酷道ではなくなり、私が免許を取って以後は晴れて快走路となった261号線である。

さて、断魚渓を見物するには現在は快走路となった道ではなく、断魚トンネル手前から以前の酷道区間だった旧道に入っていかねばならない。そしてこの日はかつての酷道の片鱗を存分に垣間見ることができた。
狭い道は延々とスケートリンクのように凍結し、うっかり間違えてスリップなどしようものならガードレールの下は断魚渓の断崖絶壁が待ち構えているのである。
新年早々車ごと千畳敷へのダイブという生還の見込みの薄いスタントをするつもりは毛頭無いので、慎重に山際を進んで駐車場に着いた。
 積雪した千畳敷
水量が多いのは遊歩道を降りてくる時から轟音の大きさでわかった。
 
侵食されてスベスベの岩肌は普段から滑りやすいが、積雪してさらに滑りやすくなっている。
 水の通り道が増えている
普段は水の流れていない所も水の流路となって、激流はさらに激しさを増している。
 狭い溝を行き場を求めて荒れ狂う激流
足元が滑って何度も転倒しそうになる。おいわさん推奨の「滑り止め」が欲しいな・・・
 
私もホームセンターに行く機会があれば「滑り止め」を探してみよう。
 
集中豪雨の後なんかに来たら、さぞ凄いんでしょうね。
 魚は遡上不可能でしょう
今度こそ赤馬滝に向かう
 
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