福田頭の滝
福田頭（比和毛無山）は四季折々の魅力がある山だが、今の夏の時期の福田頭の魅力は何と言っても滝に尽きる。
福田上から渓流沿いの登山道を登ってきて、まず目にするのが「一の滝」。滝の規模は平凡なんだが、流身が美しく私自身の評価は高い滝だ。 この滝へは、看板に従って、山頂に向かう道から少しそれる必要があるが、大した距離ではないんで「見なきゃ損」というものだろう。 登山道は一の滝を高巻きにして、滝の上に出る（左下写真）。そこから「二の滝」まではさしたる距離ではない。
一の滝の落ち口		二の滝の下にある小滝
		二の滝
この二の滝は、一の滝や三の滝と比べると「ちょっとがっかり系」の感があるが、他の場所にあったなら結構いい滝に思えてしまうのではないだろうか。比べるのが無粋というものかも知れない。
		二の滝の滝前にウバユリが咲く
二の滝からそれほどの距離を行くことなく、三の滝が現れる。
三の滝		三の滝の上部
この三の滝こそ、落差３０ｍを誇る福田頭最大の滝である。
		規模もさることながら、滝姿も美しい
登山道は、この三の滝の滝前を横切って三の滝を高巻きにして滝上に出る。
		三の滝の落ち口
三の滝の上にもさらに小さな滝が続いている。
これらの滝を過ぎると、登山道は湿地の谷間を通る道となり、大波峠を経て山頂に続く。