鎧滝　Yoroi WaterFalls
日曜日のこの日、久々に時間が取れた。 とはいえ午前中は北広島町の千代田に所用があり、その後のことなんだが・・・ 同じ北広島町でもあるし、先月地元のオジサン達の妨害？（善意によるものなので感謝せねばならない）で行けなかった鎧滝まで足を伸ばすこととする。 千代田から国道２６１号、国道４３３号、県道４０号、国道１８６号線と走って、北広島町川小田から大規模林道に入る。
大規模林道沿いにある「桜広場」		桜広場から遊歩道を歩く
ちなみに大規模林道をさらに進むと、鎧滝橋の先で県道１１号線と交差し、さらに進むと「道戦峠」や「深入山」方面（国道１９１号線）に至る。
		掛頭山（後方）と、その東斜面には「芸北国際スキー場」のゲレンデが見える
遊歩道は車も通れる道幅（未舗装だが）から、意味不明な小屋付近で狭い道に変わる。何のためにあるのかワカラン小屋だが、初めて来る人は「料金所」かと勘違するかも。
説明を省く
この滝は、大規模林道が出来る以前は容易に来れる滝ではなかったという。
		こんな感じで遊歩道は谷底に伸びていく
以前と比べると、熊と聞いてたじろぐ私ではないんだが、先月地元のオジサン達に脅されているんで、一応鈴を鳴らしながら谷に降りていくが、次第に谷間にこだます鎧滝の瀑音が鈴の音量に負けないくらい響いてくる。
		遊歩道から見下ろした鎧滝
以前（何年も前だが）来た時は熊なんて頭の片隅にも無かったんだが、ここ数年は常に熊の存在を意識するようになってしまった。熊公たちをとりまく環境が、急激に変わってきているんだろうな。
		この滝は、滝壺の淵がとても大きい
大きいだけじゃなくて、深さも７ｍ以上あるんだとか。迂闊に滝壺で泳いだりすると深みにハマリますよ。
		大佐川の河原に降り立つ
ちなみに大佐川は太田川の支流の一つで、島根県境にある大佐山を源流とする水量豊富な川であり、この鎧滝はいつ来ても大抵水量が多い。
		鎧滝全景
ご覧のように水も多くて滝壷も大きい、広島県では特に素晴らしい滝だと思いますよ。
滝の上部		滝の下部
何とも豪快。
ただ少し気になるのは、付近に飲料水の缶やペットボトルなどのゴミが目に付くこと。大規模林道が出来たお陰で、誰でも見れるようになった代償なのかも知れないが、ゴミを投棄する輩は最初からこういう場所には「来る資格がない」筈だ。
最後に全景
まだまだ暑い日が続いてるが、芸北には秋の気配も少し感じられた。