絹掛の滝 Kinukake WaterFalls
仕事に追われ、先週は休みがなかった。

この日ようやく休みを貰ったので、鬱憤を晴らすがごとく出かける。
皮肉にも明け方降った雪が道路に積もっているので、山陰や中国山地沿いはやめ、気分転換みたいな感じで岡山に行くことにした。

岡山の滝といえば、私は神庭の滝しか行ったことがない。
確かに神庭の滝は岡山で唯一「日本の滝百選」に選ばれている名瀑であるが、岡山は「滝の宝庫」であり、神庭の滝以外にも良い滝が沢山あるので常々行きたいとは思っていたのだ。
そこでまず、割と広島県寄りにある滝に行ってみようと新見に向かう。第一目標は新見の「絹掛の滝」である。

この日は延々と道路に雪があり(庄原市東城経由は失敗だったかも)岡山県に入って、道の駅「鯉ヶ窪」を過ぎたあたりからようやく快適に走れる始末で、新見まで3時間近くかかった。
新見から雪の無い180号線を岡山方面に走ると180号線沿いに絹掛の滝はある。
 国道脇にあるので、誰でも見れるのが良い
雲見の滝のような豪快さはなく、上品に岩肌を滑り落ちている感じの滝である。もともと水量は多くないらしい。

実は雪化粧を期待していたのだが、あてが外れて滝の周りの景色が寂しい感じである。
 おとなしい感じの水の流れ
大雪に見舞われた陸や北日本の方々はお気の毒だが、やはり雪が全然降らない地域の方も気の毒である。なぜなら殺風景な冬景色しか見ることが出来ないのだから。
 滝壺
「辺り一面銀世界で道路だけ雪がない」という状況がベストだが、そうは問屋が卸すまい。
 滝上部の流れ
 やはりというか最後に全景
この滝は新緑の水量の多い頃か紅葉の頃に来るのが良いようである。
次は観音大滝
 
inserted by FC2 system