松ヶ谷渓谷
今週は西中国山地の渓谷の紅葉を見に行く。
当初は広島県から出る予定では無かったのだが、出かけてから行き先がコロコロ変わるのは私の得意技なので、今回も得意技がいきなり出た。
北広島町の大暮川沿いの紅葉
ちなみに大暮川が仙水湖(大泊ダム)に流入する辺りにある、大きな橋の上から撮っています。
大佐スキー場前の紅葉 スキー場は人工雪の製造が急ピッチで進む
スキーヤー待望の季節も間近ですな。
勘のいい方なら、私が186号線を北に向かって進んで来たのがお解かりでしょう。そうです。浜田市内に行くんです。
スキー場を過ぎるとすぐに県境 傍示峠のシェルターは初雪に間に合うかな?
仮にシェルターが間に合っても、ここに来るまでの区間で相当怖い思いをしそうである。
周布川ダム
私がまず向かっているのは浜田市弥栄町の「ふるさと体験村」近くにある松ヶ谷渓谷。

実は先月滝花さんに連れて来て貰った場所なのだが、紅葉の進んだ時期にまた来ようと思っていたのである。
実はこの日は天候があまり良くなかった
いつ雨が降り出すかワカランので、適当に出かけてやって来たのがここであった。
大蛇渕
大蛇渕には大蛇の夫婦が棲んでいたという伝説があるそうな。
小蛇渕。すぐ上に、もう一段あるので二段の滝なのだ。
大蛇渕に棲んでいたとされる大蛇夫婦の娘が、美しい山鳥に姿を変えて木にとまっているところを、猟師に撃たれて沈んだといわれているのが「小蛇渕」。

高橋留美子のマンガの世界なら、この渕に落ちれば蛇の娘になれます。お湯をかぶれば人間に戻れるかも。
茶臼渕
茶臼をかついで峠を越えると渕が濁る(???)といわれるそうだが、意味不明。
松ヶ谷渓谷には名のついた滝が5つあるが、ここまでは実はふるさと体験村に向かう林道から良く見える「ドライブスルー滝」なのである。しかもほとんど同じ位置から三つの滝を見ることが出来る「横着スポット」なのだ。
あとの二つは写真右の遊歩道を降りていく必要がある。
それでも「ほんの少し」の距離だ。
おつる渕
「おつる渕」と一応名前がついているが、落差は1m程に過ぎず、この渓谷では一番ショボイ滝。
この「おつる渕」の下に、松ヶ谷渓谷最大の「長渕の滝」がある。
長渕の滝・上の滝
長渕の滝は上の滝から角度をやや変えて、下の滝が狭い谷間に落ちているので全景を一望することが残念ながら出来ない。
上から見た長渕・下の滝
滝を正面から見たくなるのが当然だろうが、ここは少々危険なことをしないと下の滝を正面から見ることが出来ない。
正面から見るにはこの岩場を通る必要がある
ご覧のように岩が濡れていると非常に滑りやすく、たやすく滝壺にドボンとなる。先月来た時には岩場が乾いていて、何とか通れた(良い子は絶対に真似をしないでね)。
証拠写真
この日も軟弱に済ませる予定(ここまでのところは)だったんで、岩場通過はやめておく。
悪あがきに木の枝に登って撮影
簡単に登れて、なおかつさほど危なくない木が傍にあるんです。
天気が良ければなー
当初は三段峡に行こうと思っていたんで、往路を引き返す形で三段峡に向かうが、八幡高原191スキー場付近でまた私の得意技が出た。
突如奥匹見峡が頭に浮かんだんで191号線を三段峡とは逆方向に右折して匹見に向かった。
 奥匹見峡に行く
 
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