昇雲の滝 Shoun WaterFalls この日も、いつ雨が降り出してもおかしくない空模様。
仕方なく、ちょろっと出かける感じで三原までやって来て、まず向かったのは昇雲の滝。
昇雲の滝の駐車場に着き、いざ滝へという段階で、三脚を忘れるというミスを犯しているのに気付くが、もはや後の祭りである。水量が多いのに・・・残念。 前日の雨で増水した滝はかなりの迫力なんだが、スローシャッターも使えんことだし、あっさりと引き上げる。 毒入りきけん、たべたら死ぬで(多分)。 花は全然咲いていないが、キノコを発見。
銀九瀑 Ginku-baku 昇雲の滝から仏通寺川沿いに狭い道を走って佛通寺に移動。
佛通寺の詳細はこちらを参照していただくとして、一般的には紅葉の名所として地元・広島では知られた場所である。
無論今は紅葉の時期ではないんで、この日の目的は別にあるわけだ。紅葉の時期はここに大勢のアマチュアカメラマンが来る。 ちなみに佛通寺周辺道路は、いずれも「狭い」という共通事項があるので運転には注意を要する。紅葉の頃に来たいなら平日に来ないと駐車場の確保や対向車とのすれ違いに難渋させられるだろう。 山門前の巨蟒橋 巨蟒橋の反対側の斜面にお目当ての滝がある。
ちなみに「巨蟒橋」と書いて「きょもうきょう」と読む。読める人は皆無と言っていいでしょう。 お目当ての「銀九瀑(ぎんくばく)」 その名は、滝を形容した李白の詩の一節「銀河九天より落つ」に由来し、流れは細いものの20〜30mの落差で落ちる滝である。
流れる水の美しさも特筆モノで、滝としてより、むしろ名水として知られているようだ。
最初は土の斜面を流れているのかと思ったのだが、触ってみると「土のような色」をしている硬い岩肌を伝って流れていた。禅宗寺によくある「不許葷酒入山門」の碑。 葷酒山門を入るを許さず、すなわち酒と葷(ニラやニンニクの類)は修行の妨げになるので、山門内へは「持ち込み禁止」ということだ。 仏通寺川 尊皇巌 やはりここは紅葉の頃が一番良いようだ。
次の目的地は「三景園」である。