どうどう淵 Doudou Buchi
この日は美郷町の滝を見にやって来た訳なんだが、まず最初に向かったのが「どうどう淵」である。

この落差約5mの小滝は「千原温泉」の手前(沢谷側)の千原川にかかっていて、規模の小さな滝なんだが、増水すると凄
い迫力だという。
どうどう淵
本来滝壺に降りるのが私の主義なんだが、この滝は道路から見えるドライブスルー滝なんで、この日は時間節約も考えて
チラッと見るだけとする。

釜ヶ淵滝 Kamagabuchi Falls
次に行ったのが「釜ヶ淵滝」。
美郷町九日市には「シャクナゲ自生地」があるが、その近くの花の谷川にかかる滝である。
「釜ヶ淵橋」の下にある
橋の手前に地元の人たちが設置した案内看板がある。
「釜ヶ淵橋」の上から見下ろす
案内看板はあるが、滝下に降りる道は整備されていない(私的には道など無くてもよい)ので斜面を川に降りる必要があり
下から見なくては滝の全容はわからない。
釜ヶ淵滝全景。落差約10m
ちなみにシャクナゲはもう終わってしまっている。同じく終わっていたのだが、この滝付近は「シャガ」も沢山咲くと思われるので、時期に来れば花も楽しめることだろう。

蟠竜峡  Banryu Kyo
次に行ったのが「蟠竜峡」である。
江の川支流・宮内川の小規模な渓谷だが、遊歩道もよく整備されているんで、手軽に見れる渓谷である。
付近の国道375号線はバイパスが完成し、「酷道」の汚名を払拭しつつあるが、ここに来るには従来の「酷道区間」を通ら
ねばならない・・・
吊橋の下にこの滝がある
新緑を迎え、どの滝も綺麗に見える季節だが、反面ヤブがひどくなって整備されていない滝などはルートが不明瞭になっ
てきた。ここは整備が行き届いて(整備され過ぎかも)いるので滝見は容易。
上から 怒涛の流れ
すぐ下流にある滑状の滝。
こうしてみると知名度は低いが、美郷町には水量豊富な滝が多いのがわかる。

常清滝 Josei WaterFalls
いきなり全景写真
とにもかくにも酷道375号線を通って広島県内に戻り、常清滝に行ってみた。

ちなみに、この翌日375号線のバイパスが開通した。「もう開通している」と勝手に思っていて、従来通り酷道区間を通る羽目になった私は大ショック!
道路はともかく、新緑は期待通り美しい。

ただ、この滝は遊歩道が「整備され過ぎてる」感じがしてならない。草刈が常に施され「山野草を見ながら」なんて楽しみが
奪われているからだ。
「百選」に選ばれている滝は、往々にしてこのような状況にある滝が多いようで残念だ。
だが滝自体は素晴らしい
やはり、この常清滝が「広島県下一の滝」であることは疑う余地はないだろう。
  
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