深山峡・姫ヶ滝　Miyama Kyo

鰐淵の滝から国道３７５号線を１〜２Ｋｍ三次方面に行き、上戸野の交差点から沼田川沿いに県道３３号線・国道４３２号線と走る。
河内駅前から椋梨川沿いの山間に入っていくと、４３２号線沿いに深山峡の渓谷はある。

　深山峡

深山峡は去年紅葉を見に来たことがある。
その時霧状に落ちる姫ヶ滝を見て「これはもしや冬になると凍結するのでは？」と思った訳だ。
東広島はあまり雪が多い地域ではないのだが、朝の冷え込みが厳しい地域なので、もともと水量の少ない姫ヶ滝は氷瀑となるのにはまさに「うってつけ」だろう。

　国道から岩場を対岸に渡る

濡れた岩が凍結していて、岩場を渡るのには注意が必要だった。
対岸に渡り、急な山の斜面を登っていくと姫ヶ滝がある。

　予想通り凍結していた姫ヶ滝全景

完全凍結とまではいかないが、岩壁に無数のツララがくっついている。

　滝上部

野呂山の「玉すだれの滝」ほど綺麗ではないが、いつもの姫ヶ滝とは違う滝が味わえた。

自分の読みが当たっていると何やら嬉しいですね。

去年の年末に来ればもっと大きなツララが出来てたかもしれないが、後の祭りである。

普段はさしたる水量も無く、強調する材料に乏しいこの滝は冬に来た方がいいみたいである。

　もっと早い時間（早朝）に来れば良かったかな？

ともあれ、姫ヶ滝が凍結する滝であることを確認できたのは大収穫である。
もう一つの収穫は、姫ヶ滝が凍結しているということは、野呂山の「玉すだれの滝」の氷瀑が復活しているに違いないということ。
ということで、ちょっと遠いが野呂山に行ってみることにした。