萩尾滝
この滝は出雲市佐田町宮内の県道湖陵・掛合線「萩尾橋」の下にある。

県道から谷下に下る道に入り、萩尾橋の下を通って切通しになっている場所を過ぎてすぐ、左側のやや広くなっている草地に車を停め、川沿いに下る。
 この左手の草地に駐車
まずは何も持たず、とりあえず様子を見に行く。
 すぐ脇を川が流れている
 意外にもガードレール付の山道がある
山道を下りはじめてすぐに、左側に落差3m程度の直下型の滝が現れ、その下に急流が続いているのが見えてくる。
その先に明らかに滝口らしき水の流れ方を確認したので、あわてて車に戻ってカメラその他の身支度を整えて再度山道をさらに下まで下る。
すぐに立派な滝が落ちているのが見えて、写真で見た「宮内地内の滝」だとわかった。

山道は「滝見道」ではないようで、下るにつれて滝から遠ざかっていく。仕方が無いので意を決して適当な場所からガードレールを乗り越えて急斜面を滝に向かうことにした。

 急斜面を慎重に下って滝前に来た
これは「全景」ではなく、正確には三段目だろう。一番上に落差3m程度の直下型の滝があり、急流タイプの二段目の下にこの滝がある。
 
飛沫の飛び方がとても印象的な滝である。
 
こういう滝は高速シャッターの方が面白いなー。
 
飛沫が飛び散るタイプの滝だからか、滝壺が「岩の溝」程度の大きさしかない。
 横から
この三段目の滝前はとても滑りやすく、滑落すれば「命に関わる」ような印象の落差の滝がもう一段下にあって注意を要した。
 落差10m以上はありそうな四段目
三段目の滝前で運悪くバランスを崩せば、おそらく一番下の滝下まで滑落することだろう。
折角なんで、一番下まで下りてみよう。
 四段目の下から三段目を見上げる
滝下から見ると三段目はかなり小さく見え、なかなかの距離感を感じるんで、滑落すればおそらくは「あの世」行きでしょう。

全体が見えればいいんだが、個々の滝が木々に隠れているんで、全体を見渡すのは不可能だが、四段の滝が連続して落ちる落差は30m以上はあると思われる。

島根県の滝は、マイナーな滝ほど規模が大きくて立派である傾向がある。
最後に矢入大滝を見る
 
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