龍頭ヶ滝 Ryuzu WaterFalls
常清滝周辺の雪が想像以上に減っていたので、昨年末より雪のために何度も門前払いをくらってきた龍頭八重滝に、急遽行ってみようという気になった。

龍頭・八重滝のあたりは常清滝よりさらに雪の多い地域なので、常清滝に雪が沢山あるようでは行ってみようと思わなかったろう。

便坂トンネルを抜けて再度54号線に入り、赤名峠を越え八重滝を目指して走る。
減っているといっても、路外にはまだ、一面の銀世界が広がっている。
 道の駅「とんばら」の定点積雪観測写真
もともと雪の多い地域なんだが、今年の奥出雲はとりわけ雪が多かった。それでもやはり今月初旬に比べれば雪は少なくなっている。

晴雲トンネルを抜け、長い坂道を下っていくと八重滝入口に着く。
八重滝の駐車場は54号線から右折してすぐの所にあるのだが、少し前までは行っても再度54号線に戻れそうもないくらい道路に雪があった。
 思った通り駐車場までは問題なく来れた
問題は滝見道が厚い雪に覆われていることだ。
踏み跡があるので果敢なチャレンジャーがいるようだが、スノーシューを持たない私には、八汐の滝までの1Kmを膝まで埋もれながら歩いて行くのはキツイモノがあり、そんな気には到底なれないので八重滝は断念。
 今月初めにはさらに倍以上の雪があった
龍頭八重滝のうち、八重滝に行けないのは「想定の範囲内」。本家本元のホリ○モンが現在渦中の人となっており、死語になる前に使っておこう。

この雪の減り方なら龍頭ヶ滝の方はどうにか行ける筈である。初詣に来た時に雪の按配を偵察しておいたのが役に立って、無性に嬉しい日曜日の昼下がりである。
さっさと八重滝を後にして54号線をさらに北上、龍頭ヶ滝に向かう。
 駐車場に到着。福山ナンバーの車が停めてあり、先客がいるようだ。
 滝見道に向っていく。
 今月初めは、この橋が雪に完全に埋もれてわからなくなっていた。
 熊公たちは正月休み(冬眠)中・・・
 滝見道の雪はこんな感じ。
雪の上に乗っても沈まないので歩きやすかった。

福山ナンバーの車の主と思われる中年男性が滝から戻ってきた。大汗をかいて「キツイ」を連発している。見ると立派なカメラ機材を携えている。

私はそんなに「キツイ」とは思わなかったが、彼は一人滝壺で空手の寒稽古でもして(そんな訳ない!)汗が出るまで手刀で瓦を割っていたのだろう。
 雌滝
 秋に来た時は階段だったが、今や積雪で坂道だ。
 雌滝上部。
皮肉なことに滝周辺の積雪は少ない。雄滝付近は全く雪が無いのだから不思議である。
雄滝に行く
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