双川峡・養戸の滝 Sousenkyo Youdo WaterFalls
これまで出雲市以西〜江津市以東の地域を中心に島根県の滝を見てきた訳だが、私もいよいよ島根県の西部の滝に向かう時期が来たようだ。

島根西部に行く時は、是非見てみたい滝がいくつかあったが、奥匹見峡の大竜頭は5月に行く機会に恵まれたので、今度はもう一つの見たかった滝・養戸の滝に行こう。

国道54号線、県道5号線、国道261号線、国道433号線、県道40号線と走り継いで(複雑だなァ)北広島町の国道186号線に出る。県境手前の北広島町亀山から「八幡高原191スキー場」方面に左折。道なりに進み、八幡〜スキー場付近でこの日走った4本目の国道路線191号線に入り、後は益田方面に向かってひた走る。

素通りするのに罪悪感を感じつつ、匹見(良い滝が沢山ある)を素通りして「銅ヶ峠」を越え、益田市美都町にある191号線沿いの道の駅「サンエイト美都」に着く。
こうしてみると匹見は、中国地方屈指の豊かな自然に恵まれた秘境地ではあるけれど、随分と広島から近い。

さて、双川峡に行くには「サンエイト美都」付近から弥栄方面への県道に入らねばならない。県道に入ると道路沿いに「双川峡」と書かれた旗が並び、迷う心配は全くなかった。少し先にあるループ橋を1周する手前付近に案内があり、駐車場はすぐである。
駐車場に到着
ちなみにここまで来るのに2時間10分かかった。北広島町八幡の県境からは30分である。
 説明はこれにて省略
養戸の滝は、この双川峡のいわば中核をなす滝である。
滝までの距離は駐車場から150mほどしかない
この時、駐車場にあるのは私の車1台のみ。いい兆候だ。
どうやら滝空間は私が独占できそうだ
遊歩道沿いには句碑が並び、整備が良く行き届いている。
ほどなく養戸の滝が見えてくる
滝前にはイチョウの巨樹(かなりな樹齢だろう)があり、TONARIさんのHPによると樹高34m、幹周5.5mとのこと。
とにかくデカイ木
このイチョウの木が、滝前の神秘的な雰囲気をさらに増幅させているようなカンジだ。
 養戸の滝全景
滝の落差は20m。水が中央でクロスして落ちるのが特徴で、その姿はとても美しい。
考えてみれば不思議である
普通であれば、左右の水がぶつかって周囲にはじけそうなものだが・・・自然が創り出したものは、浅薄な人間の常識など到底及ばないほど凄いものだ。
滝の上部 下部
期待通りの良い滝でした
この滝は島根西部の滝を語る時、絶対に「外せない」滝でしょう。
 浜田市の滝を巡る
 
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