八雲の滝 Yakumo WaterFalls
出雲大社の駐車場に着くと、失禁寸前なのに気づいて、まずトイレに直行。
トイレ目的で来たとなると、出雲の神様(大国主命)がお怒りになられるかもしれないので、まずは本殿に行きお参りを済ませる。
 出雲大社
参詣を済ませると、まず隣接の北島国造館にある「亀の尾の滝」に行ってみる。
 門をくぐると北島国造館の敷地である
敷地内に入ると、すぐに水の落ちる音が聞こえてくる。
 北島国造館の敷地内の池に、裏手の山から落ちている。
 人工っぽいが雰囲気はいい
今日はこの亀の尾の滝は「おまけ」程度に撮影。今度はお目当ての八雲の滝に向かうことにする。

八雲の滝は出雲大社の境内地の奥、八雲山にある。
まず神楽殿まで再度戻る。
 神楽殿
 神楽殿横の道を山手に向かって進む
 道路脇のこの石碑を目印に右手に入っていく
 民家の間を進んで行くと、また同様の道標がある
2つ目の道標はかなり年季が入っている。道標に従い再度右手に進路をとる。
 神楽殿から滝までの距離は400〜500mくらいか。
 鳥居をくぐるとすぐに滝が見えてくる
 八雲滝全景
上の滝と下の滝の間にある堰堤と、電線(上の写真はPhotoShopで修正してます)が景観を損ねているのが残念なんだが、亀の尾の滝よりは落差もあり、滝らしい滝である。
 出雲大社に隣接する滝だけに雰囲気が独特
 ここ独特のゲートをくぐって撮影
三脚がパーになったので、スローシャッターが使えない。在るのが当然だったものが無くなると、物凄く不便を感じるといういい見本である。
 上の滝
右手の倒木が邪魔といえば邪魔だが、自然の成り行きなので仕方あるまい。
 帰り際に全景
ショボイ滝かと思いきや、なかなかどうして立派な滝である。

駐車場に戻り、今度は雪も減ったことだし八重滝に向って広島方面へ走る。

54号線に見える三刀屋川も増水して(豪瀑が見れそうだ)いて期待は膨らむが、心配していた天気が出雲市内の雨から雲南市内に入ると「はらはら舞う」雪に変わり、雲南市を南下するにつれて「風雪ながれ旅」状態の降り方になった。
雪は南下するにつれてさらに強まって、視界もあまり利かなくなり真昼間から点灯せねばならないほどの吹雪となった。
八重滝付近まで来ると、すでに路面への着雪が始まっている。

こうなるともうヤバい。モタモタしていては赤名峠を越えて山陽側に戻れなくなりそうだ。
こんなに早く帰途につくのは私の主義に反するのだが、自然の猛威の前には私の主義など全く通用する筈がない。撤退、撤退。
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