矢入大滝 Yanyu Otaki
「ヤイリオオタキ」と読んだアナタ。かつての私と同じ過ちを犯しました。「やにゅうおおたき」が正しい読み方です。
矢入大滝は島根県雲南市吉田町にある。雲南市というと龍頭・八重滝や雲見の滝などをまず考えるが、54号線沿線にあるこれらの滝とは、同じ雲南市でも少し離れた場所にある。
位置的には奥出雲町に近い所なんで、広島からだと奥出雲町経由で来た方が近いかも知れない。
この矢入大滝は気になる滝だったのは間違いないんだが、冬季は八重滝以上に雪の多い地域なんで、訪瀑をちょっと躊躇していた滝である。
舗装終点に駐車して出発
三月の下旬となると、雪の多いこの辺りもさすがに雪は所々に残る程度まで消えている。
雪は本当に所々。だが、倒木が車両の侵入を阻む
同じ雲南市の龍頭・八重滝や雲見の滝に比べると地味な存在だが、滝周辺の整備は行き届いている。
立派な滝見台がある
まずは折角なんで、立派な滝見台に上がってみよう。
矢入大滝全景
落差25mと聞いてたんだが、上の滝だけで30m以上はありそうな感じ。下の滝を合わせると40mくらいあるのではないだろうか。
聞いてた落差より小さかった「蛇山滝」とは逆に、聞いてた落差より大きいとかなり得した気分になった。
先入観というのは持ちようでブルーになったりハッピーになったりする。
上にも続いてるんで、かなり大きな滝でしょう
赤茶けた岩が特徴
倒木が邪魔をしているが、滝前に行ってみる。
滝前からは上部が見えない
雲南市の滝は、どれも水量が多いのが特徴でしょう。
見ていると、山の上からこんなに沢山の水が流れてくるのが不思議な感じ
この矢入大滝もそうだが、龍頭・八重滝といい、雲見の滝といい、雲南市の滝はレベルが高いなー。
想像以上にいい滝でした
この矢入大滝が予想以上に大きな滝だったんで得した気分で帰途についた。