夫婦滝(弥栄)  Meotodaki WaterFalls
猿滝谷の探索の後、県道まで無事に戻った我々は昼食タイム。

その後、山越えのルートで浜田市弥栄町の「ふるさと体験村」を経由して松ヶ谷渓谷へ。
松ヶ谷渓谷・大蛇淵 松ヶ谷渓谷・長淵の滝下段
松ヶ谷は「ふるさと体験村」よりすぐの所にあり、いくつかある滝群は規模こそ小さいが、道路脇にあるので手軽に見れる点は良かったな。

そこからさらに進み、県道52号線に出たのち夫婦滝を目指す。
途中、90歳を過ぎてる思われ、耳こそ遠いがしっかりしたおばーちゃんに道を尋ねて進むと、おばーちゃんの言った通り夫婦滝の案内看板が見つかった。
ここより右手の道に入る
さて、このHPを見て「夫婦滝に行きたい」と思った方は、この看板付近に車を停めて歩きましょう。もっと先まで車で行こうなどと思わないことです。必ずや後悔することでしょう。

という訳で、後悔することになった我々は、看板付近に駐車して舗装路を歩き、夫婦滝への滝見道を探しながら進んでいった。
舗装路を進んでいくと民家があり、そこの人に滝花さんが滝について尋ねると、民家の前から畦道を通って下りていくのだとわかった。
一風変わったペットが飼われていた
檻の中の猪は、我々の不意の来訪に恐慌をきたして暴れ、滑りやすいコンクリートの床に足を取られて右往左往していた。
この猪の檻の前を通って畦道を右手に進んで行くと滝見道に出て、200m足らずの道のりで滝に到達する。
雌滝(落差10m)
夫婦滝は雌滝と雄滝が連続して落ちる二段の滝で、位置関係では雌滝が上、雄滝が下にある。
雌滝の下から雄滝がかかっている 滝壺は割と大きくて深い
雄滝(落差10m)
雄滝は豪快、雌滝は少し緩やかに流れる感じ。水量豊富で深淵な滝壺を持っている点では共通している。
雄滝の滝壺。深そうでしょう 雄滝上部
写真を一通り撮ったら帰りましょう。
まだパニック状態が続いている
ジッとしとらんから男前に写真が撮ってやれんかったぞ。

これは猪だからまだ良いが、浜田市弥栄町はツキノワグマ生息地域なんで、小学生の女の子達が全員鈴を付けて下校していた。
見ていると可愛らしくもあるが、実際はそんな暢気な状況ではなさそうだ。
現に我々が訪れた2日後、浜田市では人的被害が発生した。猿滝谷は特にそうだがこの夫婦滝とて熊対策を考えておかないとならない場所である。

それにしても、鈴を付けて登下校している小学生(可愛そうに)と、人里に出没するようになった熊公達・・・何とかせんとイカンですね。
 
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