雨滝 Amedaki WaterFalls
「日本の滝百選」にも選ばれているこの滝は、鳥取県の東部・扇ノ山の麓に位置し、我が家からは非常に遠い所にある。

私が10歳になるかならないかの頃一度連れて来て貰ったことがあるが、既に記憶は忘却の彼方に飛んでいて、今回の訪瀑は私的には初めて行くに等しい感覚である。

前述のようにとても遠い所なんで、AM5:40頃我が家を発進。中国自動車道を津山I.C目指して走る。
津山は思っていたより遠くて高速でも2時間かかった。津山から国道53号線を北上して鳥取に向かい、郡家から県道を進むと随所に案内があるので迷う心配は無い。

津山市内の53号線は往々にして「安全運転をし過ぎる」車が多い(それは結構なことなのだが、私的には法定速度の50Kmは出して欲しい・・・)ので、津山から2時間程度の所要時間をみておいた方が良いだろう。
ノーマルタイヤではここまでが限界
道路に融雪の為の水が流されているので、かなり上まで行けた。
行ける所まで行くと後は徒歩であるが、かすかな記憶では滝までさしたる距離では無かった筈である。
遊歩道はここから川に下っていく 暖冬なんだが、やはり雪が多い所なのだ。
百選にも選ばれた滝だけに、遊歩道は良く整備が行き届いている。昔はどうだったか全然思い出せない。
転がらない岩なので苔が生える (-_-;)
この辺りで、左前方に「布引滝」が見えてくる。
布引の滝
布引の滝が正面に見えるポジションに移動するが、約20cmの積雪があるんで、靴が埋没する。
メインの雨滝には右奥に進むと程なく到着である。
雨滝
落差は40mと「百選」の滝としては平凡と言えるが、中国地方にはこのような直瀑の「いかにも正統派」といった滝は少ないので、大きな屏風岩の切れ目から豊富な水量で落ちる滝はなかなか見応えがある。
飛沫も凄い いつも水量が多いようです
荒れ狂う上部の水 滝壺
正面から
私が子供の頃は滝前の橋は無かったような気がするが・・・いずれにせよ、こんな立派な橋ではなかったのは確かである。

橋を渡ってさらに細い道を700m行くと 「筥滝」に行けるのだが、この日は雪が多くて階段なのか坂道なのかワカラナイ状況なんで、次回の楽しみを温存するという勝手な理屈を思いついて行かないことにした。
ちなみに駐車場付近からの筥滝の遠景
まるで「長尾根展望所」からの御来光の滝遠望みたいだが、雪さえ消えればたやすく行ける筈ですよ。
 猿尾滝に行く
 
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