なならの滝 Nanara WaterFalls
最初に断っておくが、このなならの滝への訪瀑も昨日・今日の話ではない。GW明けのまだ初夏の頃に記憶の糸を辿ってこのページを更新しているのである(  ̄3 ̄)〜♪
山陰はタニウツギの咲いていた頃
なならの滝は、出雲市湖陵町にある滝で出雲市内でも屈指の規模を持つ滝でありながら、これまで遊歩道などが設置されずに忘れ去られた形になっていた滝であった。

昨年までは竹薮の急斜面を降りていくか、藪の中に突入していく覚悟が無ければ全容を見ることの出来ない、いわば私のような「滝バカ」向きの滝だった。

しかし今年の春、地元有志の方々の御尽力で遊歩道が作られ「誰でも見れる滝になった」との情報を滝音さんより得て、早速訪問してみた訳だ。
林道沿いに立てられた遊歩道入口を示す木札
なるほど、以前とは様相が一変し、ガードレール脇から、重機で切り開かれたと思われる道が谷下に伸びている。
重機で切り開かれたとしか思えない道
どうやって重機がガードレールを跨いだのかしら?と真剣に考えながら遊歩道を下っていく。

この日も地元の方が一人遊歩道の整備作業をしておられた。地元の方々には本当に頭の下がる思いである m(_ _)m
遊歩道のお陰でたやすく滝下に着く
昨年は滝の周囲に投棄されたゴミが目立っていたのだが、それも片付けられている。
滝の上部 別名を「七折れの滝」ともいうそうな
案外「七折れ」が「ななら」の語源になっているのかも知れないですな。
いい滝なんで、手軽に来れるようになったのは喜ばしい事
「マニア向きの滝」は、地元の方々の熱意と努力で「誰でも見れる素晴らしい滝」になりました。
この時期はあちこちにタニウツギが・・・
この遊歩道完成を機に、是非多くの方々に訪れて欲しいものである。
 
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