雨滝 Amedaki Waterfalls
三滝渓を後にすると、雨滝に向かう。

雨滝は扇ノ山の山麓・鳥取市国府町にあって、河合谷高原から流れる水と扇ノ山から噴出した溶岩地形が作り出した滝である。日本の滝百選にも選ばれている滝だが一度雪の無い時にじっくり見てみたかったのと、筥滝(はこたき)を一度間近で見ておこうと思った訳だ。
駐車場から筥滝(はこたき)の遠景
デジカメ時刻 13:57
木々の葉が茂ると、ここからの筥滝遠望は困難になるかも知れない。
滝の部分だけズームで
規模の大きな滝であることがわかるが、おそらく滝下からでは上部は見づらいと思われるので全景を見ることは出来ないだろう。
転がらない岩だから苔が生える・・・(@_@)
この日の滝周辺は、バーベキューの準備をしている外国人の観光客や子供連れなどで賑やか。百選の滝だからなのだろうが、閑散としていた三滝渓とはえらい違いである。
布引の滝
伏流水が流れ落ちる滝なので、水の量は常に一定しているという滝。
雨滝(本滝)
デジカメ時刻 14:08
雨滝はいつ来ても水量が多く豪快。その水の音は駐車場に降り立った時から既に谷下から聞こえる。

まずは雨滝の前を横切って、筥滝への道を進んでいく。いきなりの急登を登ると右上から雨滝を見下ろすスポットに着く。
なかなか端正な滝姿
遊歩道は途中で河合谷高原に向かう道と、筥滝に向かう道に分岐するが、ここは直進すれば筥滝へ通じている。
危険箇所もある
上写真の箇所は沢を横切る箇所なのだが、ここが危ない。
左手は急斜面が谷底まで落ち込んでいて、足を滑らせた時の結果を想像したくない高さだと言っておく。

靴が汚れるのを恐れず、思いきり泥濘の中を歩けば無難に通過できる。靴と命、靴を選ぶ人はあまりいないと思うなあ・・・
前方に筥滝が見えてくる
デジカメ時刻 14:28 筥滝到着。
筥滝
滝の前の橋が流出しているので、普通の靴では滝の前を横切ることが出来ない。
ここでコンビニのおにぎりを食べながら私一人の滝空間を満喫。
引き返す途中の上からの雨滝の眺め
デジカメ時刻 14:44 雨滝に戻ると、当然写真を撮りまくる。
雨滝に戻った所でまず1枚 撒き散らすような感じの怒涛の流れ
飛沫が凄くて、あまり接近するとずぶ濡れになってしまいそうだ。接近するのには限界がある。
このような直下型の正統派の滝は、中国地方は割と少ない。
いつ来ても水が多くて迫力があるのが、この滝の魅力だと思います。
最後に1枚撮って帰る
駐車場に戻ると、なんと三滝渓で見た宮崎ナンバーの車が!
車の主は私と同じ行動パターンをとってたようだ。雨滝付近に大勢いた人の中で、三脚を持ってた本格派の人も数人いたが、その中の一人だろう。
デジカメ時刻 17:13
国道53号線・黒尾峠
ETC千円割引のお陰で、遠方の素晴らしい滝が見れて良かった。
もう一度三滝渓に戻る
 
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