旭峡&十五夜の滝 Asahi Kyo & Jugoya WaterFalls   
     
ここ旭峡には、2006年に1度「来ようとした」ことがある。

しかしあの時は県道脇にある木札を見落として道に迷い、険道50号線を行ったり来たりした挙句に大幅な時間をロスし、やっと入り口に来たものの、かなり狭い道で車で進入できるのか怪しかったし、歩きで行くには時間が無かったのでその時は諦めている。 

だが、最近になって狭路の先に駐車場があるとの情報を得たので、行ってみようと思い立った訳だ。
  
  県道50号線からの入口 
実はこの入口にある案内札に問題があり、これが前回訪問時私が旭峡を見ることが出来なかった原因の一つ。   
 
旭インター方面から来ると裏側を見ることになる   反対方向から見ると・・・
     
これでは初めての訪問だと、十中八九見落として通過してしまうだろう。通過するとまもなく県道50号線は険道区間となり「ドライバーにやさしい」とはいえない様相を呈してくる。

険道区間を走ってきた場合は「マトモに見れる」なんて、ちょっと困りモノですね。

さて、この日は道に迷うことは無かったのだが別な問題があった。
農作業中の地元の人のものと思しき軽トラックが、ただでさえ狭い道に停められていて「車両通行不能」にしている。
他県から「物見遊山」に来ている私が、作業中の地元の方の車を退けさせる権限はどこにも無いので、県道沿いのスペースに車を置き、そこから歩いて行く。

どうにも「スンナリ行かせてくれない」旭峡である(舗装区間の距離が長いので普通の靴をチョイスすることになったことが後で災いする)。
   
  車1台がやっと通れる程度の道
対向車が来たら、どちらかが出発地点までバックせざるを得ない狭さである。ただしこの日の私は「歩行者」なので関係ない(¬_¬)   
  道の狭さと駐車場の立派さ・・・
あの進入路の狭さでは、この広い駐車場を活用しきれないと思うのだが・・・
駐車場と進入路には矛盾を感じざるを得ないが、やはりこの日の私は「歩行者」なので関係ない(¬_¬)   
 
遊歩道の整備は行き届いている    途中東屋もある
     
 
遊歩道は谷底に向かって下っていくのだが、大分県の「西椎屋の滝」の遊歩道を思い出すような道。よく似ている。   
 
遊歩道から見下ろす仏ヶ滝  少し上流側にある滝。赤子滝と思われる
ほどなく河原に降り立つ。ところがこの日は水が多いので、普通の靴を濡らさずに対岸に渡っていくことが出来ない。  想定外の舗装路歩きにより、渓流用の靴をチョイスしなかったのが災いしてしまったのだが、仕方あるまい。 
仏ヶ滝
飛沫がかなり激しいので、全て水に強い?コンデジで撮影。
上部 滝壷
正面に行きたいが、次回の楽しみとしよう
私とはイロイロと相性が良くない感もある(¬_¬)旭峡だが、仏ヶ滝は素晴らしい滝である。
渓流の風情を・・・
浜田市旭町、八戸川ダムのダム湖左岸に流れ込む支流にある渓谷です。県道50号線沿いに入口がありますが、浜田自動車道・旭インター方面から行くと看板が逆向きになっていますので注意して下さい。県道50号線の狭小区間まで行ってしまうと行き過ぎています。Uターンして下さい

さて、帰途は県道7号線を邑南町方面に走り、新戸川橋の手前から県道50号線を八戸川左岸沿いに走るコースをとる。
途中右手から来る県道5号線に合流、さらに八戸川沿いを進むと対岸に滝を発見。
 十五夜の滝
浜田市旭町都川の八戸川左岸に流れ込む渓流にかかる滝で、県道からは八戸川を挟んで対岸に遠望出来る。

この時点では滝の名称はわからなかったのだが、翌日いっとくさんの調査により「十五夜の滝」と判明。いっとくさん素早い調査有難うございました。

来尾峠を越え、国道186号〜国道191号〜中国道加計インターのルートで帰る。
温井(ぬくい)ダム
ここはこれまで何回も通った道だけど、ダムの傍に来たのは実は初めて。

私が免許を取って間も無かった時分、ここはダム工事の真っ最中でダム本体はまだ無かった。ただ見下ろした谷の深さに驚いた記憶がある。かつての深い谷は、今では水深の深い湖に変貌した訳だ。
堤高156m
西日本一の高さを誇るそうな
堤高は黒部ダムに次ぐ高さとのことです。その圧倒的な貯水量は広島市近郊の水事情において、絶対的な安心感を与えるものです。
本当にこの階段使ってるの? 間近で見るとデカイです
旭峡の仏ヶ滝は素晴らしい滝だったが、正面から見ていないのでもう一度行かないと納得がいかないですね。
 
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