ホラガイの滝・石木戸の滝 Horagai WaterFalls & Ishikido WaterFalls
このページで紹介する浜田市三隅町矢原の2つの滝だが、滝自体の写真は「ナンジャコリャー」みたいな写真しか撮れていないのだが、これまでほとんど紹介されることのなかった滝であるので、この際紹介しておきたい。

この日は午前中は会社に出勤し、午後から中国道〜国道186号〜国道191号と走って益田市美都町へ。そこから出来れば次回は通りたくない険道、もとい県道48号三隅美都線を進んで浜田市三隅町矢原に着く。

県道沿いの「三隅大平桜」の看板を目印に左折。
トンデモナイ悪路の急坂を登り、国土地理院の地図を見ながら「ホラガイの滝」がある松柄谷に向かう。
松柄谷は道路新設工事中
滝のある川と平行する形で建設されるようだ
上写真の未舗装部分を行き詰めた先から、川に向かって斜面を下る。

ホラガイの滝は、浜田市三隅町矢原松柄谷の三隅川水系矢原川の左岸に流れ込む支流にかかる滝で、国土地理院の地形図にも滝マークの記載がある。
瀑音が聞こえ、滝は近い 河原に下り、右岸に渡る
ちなみに道路工事は現在進行中(この日はたまたま工事をやっていなかったのだろう)なので、工事の最中に付近をうろつくと工事関係者に怒られる可能性はある。
滝に向かう水の流れ
既にこの時点で、藪の向こうに流れ落ちる「ホラガイの滝」が視界に入っている。
 ホラガイの滝
滝壷を上から見下ろすと、25m程度の落差があるように見える。矢原のもう一つの滝「石木戸の滝」より落差が大きそうだ。
下に降りるにはロープが欲しい・・・
この日のところは滝の存在を確認したことで良しとして、ロープが無いので下に降りるのは自重しておく。
復帰した箇所から建設中の道路を撮影

つまり、ここから斜面を降りればホラガイの滝付近に行けるということ
所在が確認出来たホラガイの滝は、道路工事の進捗状況を見ながらロープ持参で再挑戦したい。

なお、三隅町矢原には天然記念物の「三隅大平桜」がある。
 三隅大平桜
昭和10年に国の天然記念物に指定されたこの桜の巨樹は、推定樹齢約660年といわれ、幹の周囲が5.4m、樹高17m、枝の広がりが27mにも及ぶという見事な桜で、周辺道路はトンデモナイ悪路なのにも関わらず、立派な駐車場があるというちょっとした名所になっている。
所有者である大平富太郎氏の祖先が馬をつなぐために植えたと伝えられているそうだが、室町時代の話で、この桜は南北朝時代・足利尊氏がまだ存命だった頃からここにある。凄いね。
 威厳がある訳だ
大平桜に立ち寄ると、矢原にあるもう一つの滝「石木戸の滝」に行く。

国土地理院の地形図の滝マークが頼りだが、地図だけ眺めたのでは実際の場所のイメージがつかめないのを痛感。
県道48号三隅美都線から分岐する林道の橋
ここを左折する
大平桜からスンナリここまで来ているように思われるかも知れないが・・・実際のところは、この入り口に来る前に少し道に迷っているのである。
橋の名前は・・・ 当然・・・?悪路である
標識は「種・岡見」を示しているが、このページをご覧になった方々には別なルートで種地区や岡見地区に行くことをオススメします。何故なら・・・石木戸の滝の先はトンデモナイ道になるからです「(≧ロ≦)
悪路を進むと右手に赤テープ 左側の林道脇に案内の木札がある
ここからは歩きとなるが・・・この滝見道もまたトンデモナイ(@_@)
ここから進む(@_@) どこに道が有るん?と聞かれそう・・・
道は「心の目」で見て下さい・・・(*_*;;
「歩行困難な道」と言わざるを得ない・・・
実は・・・ここに来る少し前に雨が降ったので、こんな道を進めば当然私の衣服はびしょ濡れ(-"- )である。
鉄の橋がかつての滝見道の名残 橋から上流側を
周囲360°どちらを見ても藪、ヤブ、やぶ、YABU・・・完全に自然回帰の大藪状態である。

かすかな痕跡を辿りながら懲りずに藪道を進むと瀑音のする場所に到着。間違いなく滝があり樹間から見える。
 石木戸の滝
滝は確認できるが、写真を撮るには障害物多し┐( -"-)┌

撮れた写真はどれもこれも「ナンジャコリャー」である。藪化がおさまる時期の再訪が必要だ。
石南峡に寄る
 
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