天滝 Tentaki WaterFalls
ずーっと山や滝から遠ざかり、更新するネタもなく時間だけが情け容赦なく過ぎていき、気がつけば2008年はほとんど活動することなく過ぎ去った。

これは大いにマズイ。そう思っていた所に思わぬ追い風が二つ。
@ 景気対策として政府が打ち出した「高速道路の上限千円(ETC搭載車限定だが)」
A 私の会社も今の御時世の中では例外ではなく不景気の波が避けきれず、以前ほど業務に追われることがない。

ただし、Aに関しては決して喜ぶべきことではなく、サラリーマンとしては一応危機感を持たねばならない(_ _,)/~~のだが、この日は@の効果を活用させて貰い、2009年最初の滝見に選んだのが兵庫県下一の滝である「天滝」。
是非見たいと永年思いながら、遠方なのと出費がかさむのとでなかなか機会に恵まれなかった滝だが、まさに時節到来ρ( ^o^)b

中国自動車道を山崎I.Cまで走る。
料金は・・・やはり千円!夢を見ているような感覚に陥りそうだ。

山崎から国道29号線を北上。県境の戸倉峠手前から右折して若杉峠を越える。
養父市大屋町若杉で「不動滝」の案内看板が目に入るが、帰途に立ち寄ることにして通過。ほどなく天滝の遊歩道入口に着く。
デジカメ時間 12:29 歌碑がある
我が家から4時間の路程である。やはり遠い所なのだ。
渓流沿いに遊歩道を進む
氷ノ山・扇ノ山一帯は、割と高密度なツキノワグマ生息地なのだが、土曜日ということもあり多数の人が訪れているので鈴も必要あるまい。
まだ新緑には早く、桜が咲いている頃のこと
天滝までの遊歩道は「さすが!」と言いたくなるほど整備され、快適に歩くことが出来る。
とても小奇麗に整備されている遊歩道 百選に選ばれた滝ともなるとね
こんなに人が多い滝見は初めて
天滝までの距離は1Km以上あるが、遊歩道が素晴らしく整備されているということもあり快適に歩ける。
デジカメ時刻 13:02
ついに名瀑天滝を拝む
この滝は、初めて来た時滅茶苦茶大きなインパクトを与えてくれる筈です。
シャッター速度を上げると飛沫が凄いのがわかる
NHKの朝の連続ドラマ「ふたりっ子」のタイトルに使用された滝だとか。しばらく滝下の展望台から写真を撮りまくる。
実感・・・「やはり山歩き・滝巡りは素晴らしい
!」
下から悔いの無いほど撮る(実は今となれば悔いがある。しかしその悔いが再び私をこの滝に導いてくれる筈だ)と立派な設置階段を登って滝を正面から見るポイントに行く。
実は広角のレンズを車に忘れて来ている。
しかし、こうしたチョンボも「また来るぞ」という思いが増幅する要因にさせてくれる素晴らしい滝。
久しぶりに味わう満足感に浸りつつ、駐車場まで戻る。

来た道をそのまま引き返す形で進み、一応若杉の不動滝も見ておく。
ミツマタ。
道路から不動滝までは、さしたる距離ではない。
ちょろっと見てみるつもりだったが、なかなか良い滝。
そういえば「滝まつり」の旗が道路沿いに沢山立ってた。地域の人々に親しまれてる滝なんだろう。

そのまま国道29号線に戻り、戸倉峠まで走ってみる。
中国地方の国道では最高所というだけはあり、4月だというのにここには雪が・・・
除雪された際に掻き寄せられた雪が未だに残っていて「最後の悪あがき」的なスノーボード遊びに興じる面々・・・

ここでUターンして国道29号線を南下。来た道をそのまま戻る形で山崎I.Cを目指して走り、途中にある原不動滝に当然寄り道する。
原不動滝
私は「日本の滝百選」という概念に否定的な男なので、ただ単純に素晴らしい滝を見ておきたいから原不動滝に寄っている。

かなり日も落ちているので滝周辺が暗く、写真があまり撮れなかった。
この滝は、また次回への楽しみとなったが、下にある吊り橋が・・・やはり滝バカの意見としては邪魔かなあ・・・

山崎からそのまま中国道を三次まで走る。千円。また来れると確信(^―^) 
 
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