岩瀧寺の滝　Ganryuji WaterFalls

この日は当初の予定では枕ヶ滝への初見参となる筈であった。

意気揚々と枕ヶ滝のある江津市桜江を目指して浜田自動車道を進み、瑞穂Ｉ．Ｃから県道３２７号線に入って原山トンネルを抜けて邑南町矢上へ。
矢上から県道７号線で日貫へ、日貫から県道２９７号線で江津市桜江まで行き、勝手に所定の駐車場所にさせてもらっている（ゴメンナサイ）市山建設前の道路脇に車を置いて枕ヶ滝に向かって進んだところまではよかった。

だが、私は枕ヶ滝がほとんど無名に近い滝だと知りながら大きなミスを犯していた。
滝見道が整備されている筈がないのだから、足元の装備にも気を配るのが当然であるのに、それを怠っていたために途中で断念せざるを得なくなったのだ。

少々ブルーな気持ちで車に戻る。
気持ちを取り直し、折角江津に来たのだから岩瀧寺の滝に足を伸ばすことにして走り出す。天気も良く、山陰もまるで瀬戸内側のような（一足早い春を思わせる）陽気である。

　岩瀧寺からの滝見道も春が近いのを実感する気持ち良さ

この日の枕ヶ滝も失敗だったが、先週洞簫ヶ滝に行った時にもドジをやらかして、三脚とＮＤフィルターをパーにしている。
であるからこの日もスローシャッターは使えない。ちくしょう・・・

　岩瀧寺の滝全景

この陽気では、さすがに雪などある筈がない。新緑を迎える初夏までこんな感じの滝姿でしょう。

　下の滝

この滝は（ダムに水没してない現時点では）四段だという。だとすると、一番上にある滝が見えていないことになる。
実際に上流側から行かれたＭさんによると、上にさらに二段の滝が隠れていて、岩瀧寺の滝は五段の滝から構成されているとのことである。

　確かに、さらに上にも滝がありそうに見える

　上の滝（実は三段目）の飛沫

いつ来ても水量が多くて豪快な滝である。周囲に轟く轟音も凄い。

岩瀧寺側から普通にこの滝を見た場合、三段目から最下段の五段目までを見ているわけだ。上に二段隠れているとすれば、総落差１２１ｍもうなずける。

　最後に全景

まだまだ見れそうなんで、また来よう。

次は坂本大滝に行く